オス猫の去勢手術。全体的なスケジュールはどんな感じなのでしょうか?

飼い始めの飼い主様でも、「去勢手術を受けるにはどうすればいいのですか?」というご質問をよくいただきます。

オス猫を飼ったらいずれは去勢をしなければいけないということが、広く浸透しているが故なのだと思います。

飼い始めてすぐ、去勢手術ができるわけではないのですが、去勢手術を受けるまでの大まかな流れを今回はご説明したいと思います。

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ワクチンを2回接種しよう

初年度は年2回のワクチン接種が理想です。

正直な話、猫のワクチン接種率は犬に比べると非常に低いため、ワクチンを接種させたことがないという飼い主様は多いと思います。

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ですが、生後2か月過ぎに1回目のワクチン接種、1回目接種後1か月後に2回目の接種が必要です。

その後は年に1回、追加接種になります。

ワクチンは、3種混合と5種混合のワクチンがあり、地域にもよるとは思いますが、3種混合ワクチンを接種する方が多いと思います。

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1か月おきの定期検診を受けよう

理想としては、生後6か月ぐらいまでは、1か月に1回程度は病院に健康診断を行ったほうがいいと思います。

簡単な触診、聴診、視診程度でもたいていの異常は発見することができますし、体重を測定していくことは非常に重要だと思います。

また、たまに睾丸が正常に降りてこない猫もいますので、そういった発育のチェックもかねて来院されてはいかがでしょうか?

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予定日の1週間前に検診を受けよう

睾丸も正常に降りており、生後6か月ほどになったら、具体的に日取りを決めていきます。

できればご希望される手術予定日の1週間前に一度ご来院していただき、術前の検査を行ってください。

去勢手術はとても簡単な手術ですが、無麻酔では手術をすることはできません。

全身麻酔は、非常に難しい手術で使用する麻酔と同じですので、麻酔のリスクという点では、すべての手術は等しくあります。

術前の検査とは具体的には、肝臓と腎臓を中心に血液検査を行います。

たいていの病院では即時結果が出ますので、結果をもとに手術の予定日を最終決定していきます。

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手術当日

去勢手術は全身麻酔を使用するため、3時間前からの絶飲、12時間前からの絶食が理想となります。

当日の午前中に連れてきていただき、当日手術を行います。

退院のタイミングは病院によっても異なりますが、その日のうちに退院することも可能です。

まとめ

去勢手術はできればマーキングなどの行為が始まる前が理想だと思います。

生後半年というのは一つの目安ですので、猫によっては時期が1~2か月ほどずれることもあります。

そういった意味では、月1回の検診というのは大きな役目を持っているのではないかと思います。