【犬の避妊手術】手術の際、他の犬種よりも気をつけた方がいい犬種とは?

このブログでも何回も書いてはいますが、避妊手術自体はそれほど難しい手術ではありません。

熟練した獣医師ならば、万が一が起こることは0ではないにせよ、本当に万が一の確率です。

ただ、犬種によってはその犬種特有の理由によって、他の犬種に比べると多少麻酔、手術のリスクが高くなる犬種もいます。

今回は、どういった犬種が、他の犬種と比べてリスクが高いのかというのをお話しいたします。

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超小型犬種

トイプードル、チワワ、ヨーキー、マルチーズなど体重が2㎏をこえないような犬種は、麻酔の注意が必要です。

こういった小型犬種は体脂肪が少なく、手術が終わり麻酔が覚醒した後も、体温を保つ能力が低いため低体温になりやすくなります。

術後の管理がしっかりしていないと、低体温による血圧の低下で思わぬ事故を起こす可能性があるため、他の犬種よりは注意が必要です。

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短頭種

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ブルドック、シーズー、ボクサーなどに代表される鼻の短い短頭種も麻酔は要注意の犬種です。

この犬種は舌が分厚く、喉の奥が非常に狭いため、麻酔の導入もしくは覚醒後に舌がのどの奥に落ち込み、呼吸困難になるケースがあります。

しっかりとした気道確保の技術と油断のない経過の管理があれば、ほぼ問題になることはないのですが、短頭種の中でも非常に喉の奥が狭い犬は、手術後2,3時間後でも油断はできません。

普段から呼吸の音が激しいような犬は、その傾向が強いので注意が必要です。

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サイトハウンドとは猟犬のことで、イタリアングレートハウンド、ミニチュアピンシャー、ドーベルマンなどが代表的な犬種です。

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実はあまり詳しいことはわかっていないのですが、麻酔に対してのアレルギーが出やすいのでは?と言われており、術中の不整脈やその他の不具合が出やすい犬種と言われています。

個人的な経験則で言えば、超小型犬と一緒で、脂肪が少ない犬種なので、体温調整がうまくいかないことが多いので、保温さえしっかりしておけば問題はないと思います。

ちなみにイタリアングレートハウンドは皮膚も非常に敏感なため、術野を消毒する消毒薬でも皮膚炎を起こしやすく、わりと手術以外のところでも気をつかう犬種です。

シュナウザー、コリー種

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これらの犬種は遺伝的に脂肪の代謝不全を起こしやすい犬種です。

麻酔というのは脂溶性なため、こういった犬種は麻酔の覚醒が非常に遅いことが多くあります。

また、術後に完全に麻酔が体内から排出されにくいため、特発的に不整脈などを起こすため、術後のモニタリングが非常に大切な犬種です。

まとめ

基本的にはこういった麻酔、手術のリスクは技術的な問題で解決できます。

今回はこういった犬種を紹介しましたが、熟練した獣医師であれば、それを把握したうえで手術を行いますので、過剰な心配は必要がないと思います。