近年は完全な室内飼いの猫が大多数になりましたが、家の外で生活する猫達もいない訳ではありません。
また、飼い主の意思に関わらず、遊びに出てしまう猫もいます。
このような猫の飼い主は避妊手術後はどのくらいで元の生活に戻したら良いのでしょうか。
この記事の目次
避妊手術後は外に出して大丈夫?
手術後外へ出る上で心配なことは、傷の裂開や傷からの感染です。
これは手術の方法や傷の経過にもよりますので、今回お話する期間はあくまで目安の一つと考えて置いて下さい。
必ず担当の獣医師に確認を取っておく事が一番重要です。
抜糸が必要な場合
皮膚の表面に糸を出して縫合してあるのであれば抜糸が必要になります。
この場合は抜糸が済むまでは我慢してもらいましょう。
抜糸は手術後1週間から10日くらいが一般的。
また、抜糸直後に残る糸の穴も感染の元になりますので、抜糸当日は避けて翌日以降にするべきです。
http://tsukisima.sakura.ne.jp/makasetakunaru-kyoseitohinin.net/284
抜糸の必要がない場合
皮膚の中を縫っていて、皮膚の表面に糸が出ていないのであれば抜糸の必要はありません。
このような場合は手術後1週間を目安にしてもらうと良いでしょう。
手術後の再診をそのくらいの時期に設ける獣医師も多いです。
まだ1週間くらいだと、手術の部位に腫れが残る場合もありますが、皮膚の表面が治癒していれば支障はありません。
しっかり獣医師の診察を受けてから、元の生活に戻るようにして下さい。
どうしても家の中に閉じ込めておけないのですが?
そんなに長い間外に出さないなんて絶対無理です!
という飼い主もいるかもしれません。
このような場合は、少し長めに動物病院に預けてしまうのは一つの方法です。
ただし、2〜3日にするのか?1週間にするのか?これは猫のデリケートな性格や、預かりにかかる費用も考慮する必要があります。
猫は自分で傷のケアをしたり、活動を抑えたりする事は出来ません。
より早く外に出ることで、トラブルの起きるリスクが大きくなるという事は覚悟しておかなくてはいけないでしょう。
野良猫の場合も手術後は家に置いておくべき?
完全な野良猫の場合、長い間自宅で保護しておくというのは難しい場合が多いです。
そのような時、私たちは手術後2〜3日程度は動物病院でお預かりをさせて頂き、その後は外へ戻して良いとお伝えしています。
もちろん長く様子をみられればそれに越した事はないのですが、保護されている猫のストレスや、保護してくれた方の負担を考えれば、どこかで折り合いをつけていかなくてはいけませんからね。
まとめ 獣医師のアドバイス
やはり私たちとしては、猫は出来るだけ室内で飼ってもらいたいというのが本音です。
交通事故や動物へのイタズラなど、家の外は決して自然で自由なだけではありません。
手術後に猫が外に出ないように工夫する事が、完全室内飼いへ変化する第一歩になるかもしれません。
避妊手術をきっかけとして、室内での飼育を徹底していってもらえるのが一番だと個人的には思っています。