【メス犬の避妊手術】費用について確認しよう。注意するべきポイントは?

避妊手術を迎えるにあたり、費用についてはやはり気になるところ。
とくに動物病院によってそれぞれ料金が異なるので、これが飼い主を悩ませてしまうかもしれません。
今回はそんな避妊手術の費用について確認するときに、参考にしてもらいたいポイントをいくつか紹介いたします。

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避妊手術の料金の違いについて知ろう

イヌの避妊手術は動物病院によって料金が異なります。
また、手術の内容についても、子宮と卵巣の両方を摘出する動物病院と、卵巣のみの摘出を行う動物病院があります。

避妊手術の平均的な費用や手術内容の違いについてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

http://tsukisima.sakura.ne.jp/makasetakunaru-kyoseitohinin.net/29

手術料金に含まれる内容を確認しよう

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最近は避妊手術の費用はホームページなどで事前にチェックされていらっしゃる飼い主さまも多くなりました。
しかし、この金額に含まれる内容は動物病院によって異なっているのです。

現在「避妊手術料金」といって動物病院が提示をしている金額には、手術費用だけではなく入院費用や麻酔料金および注射料金などが含まれているケースがほとんどです。

一方、内服薬などが別の料金になっていたり、術前検査も手術費用に含まれていたりと、細かい所ではそれぞれの動物病院で違いがあります。

追加費用が多いのはデメリットなのか

手術費用に含まれる項目が少ない場合、一見すると安く感じるのですが、実際には追加費用が必要となってくることも多いです。

「それなら全てセットの方がわかりやすい!」という声も確かだと思います。
しかし、内服薬は上手に飲める犬もいればそうでない犬もいますし、術前検査は犬の年齢などによって必要な項目が違ってくることもあります。
細かく別の料金にすることで、「より愛犬に合ったプランを選択できる」メリットが生まれている場合もあるのです。

ですので、どちらの動物病院が良いということはなく、どれだけしっかりと費用の説明してくれるかどうかが大切なのだと私は考えています。

高齢犬、大型犬は少し余裕を持っておこう

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動物病院によって費用が異なることはわかりましたが、犬によって違いはあるのでしょうか?

避妊手術の料金は、通常は若く健康な犬での手術を基本に設定されています。
基礎的な病気があったり、高齢犬での手術の場合は、費用に少し余裕を持っておくのが良いでしょう。

特に術前検査は十分に行っておく必要があります。
血液検査はより広い範囲で確認をさせて頂きますし、レントゲンの撮影を必須とさせてもらう場合もあります。
その他、高齢犬では麻酔の種類を変えたりすることも多いので、動物病院によっては追加の費用がかかるかもしれません。

それだけ手術に対して慎重にならざるを得ないということですので、やはり可能であれば若いうちの手術をお勧めしたいですね。

また、大型犬になれば費用は勿論増えます。体が大きくなるほど手術の難易度は上がりますので、「避妊手術 〇〇円〜」という小型犬の料金をイメージしていると、実際の料金とのギャップは大きいでしょう。

まとめ

動物病院を選ぶ際、費用は重要な項目の一つだと思います。
しかし、実際の手術内容や病院スタッフの雰囲気など、大切な愛犬を預けるために必要なことはまだまだあります。
気になる動物病院が見つかったら、聞きたいことを準備して、是非愛犬と一緒に相談に行ってみてはいかがでしょう?
費用についても遠慮はいりません。
安心して任せられる動物病院と巡り会えるとよいですね。